ソフトバンクの2年縛りなしプラン・・・実質2年で7200円増という悲劇

ソフトバンクが2年縛りを終了するようだ。ソフトバンク以外にもドコモ、auも2年後の更新月を今までの1ヶ月以内に更新しなければ自動で再び2年縛りが始まるのを、猶予期間2ヶ月に延ばしている。

ソフトバンク、2年契約満了後に縛りなしの新プラン発表　プラス月300円

今回のソフトバンクの施策としては、自動更新しない代わりに、

内音声通話が定額となる「スマ放題」は、スマホ向けが月3000円（以下いずれも税抜）、ケータイ向けが月2500円、1回5分以内が定額の「スマ放題ライト」は月2000円と、いずれも2年ごとに契約が更新されるプランと比べて、月300円プラスとなっている。
アスキーより

このようなプランになっているのだ。

2年で7200円増ということです！

ひとつ誤解をしないでもらいたいのは、2年縛りそのものがなくなるわけではなく、2年後の自動更新がなくなるだけである。ちなみに2年縛り終了後はいつ解約しても解約手数料（9500円）は取られない。

まとめます。
今回のソフトバンクのような施策で、

【得をする人、損する人】

新プランが得なのは、下記の(3)27ヶ月目～31ヶ月目に解約した場合だけです。それ以外は、新プランは従来プランより損をします。

(1)24ヶ月以内に解約した場合
新プラン
通常料金＋解除料9500円+(300円×解除したまでの月数)
従来プラン
通常料金＋解除料9500円
⇒よって、新プランが損

(2)25ヶ月目と26ヶ月目に解約した場合
新プラン
通常料金＋(300円×解除したまでの月数)
従来プラン
通常料金のみ
⇒よって、新プランが損

(3)27ヶ月目～31ヶ月目に解約した場合
新プラン
通常料金＋(300円×解除したまでの月数)
従来プラン
通常料金＋解除料9500円
⇒よって、新プランが得〇

(4)32ヶ月目～48ヶ月目に解約した場合
新プラン
通常料金＋(300円×解除したまでの月数)
従来プラン
通常料金＋解除料9500円
⇒よって、新プランが損

ということになります。

なのでもう皆さんSIMフリー端末使いましょうよ…