O2Oって安売り情報で客を釣るだけじゃないでしょ?

O2Oって安売り情報で客を釣るだけじゃないでしょ?

O2O(オーツーオー)という言葉を聞き慣れない人もまだ多いのではないでしょうか?

WEB業界では日常的に使われる言葉です。

「Online to Offline」という意味でオンライン=つまりネットからオフライン=リアルへの誘導という事です。

主婦の半数がO2Oサービスを利用してお買い物に出かけた事があるという調査結果が出ております。

O2Oという言葉を難しく考えると何のこっちゃ???
となってしまいますが、スマートフォンにマクドナルドのアプリ入れてませんか?
マクドナルドへ行く時って必ずアプリ内のクーポンを使いますよね?
はい。それO2Oです。

最近若い家庭では新聞を取る事も少なくなってきています。
でも広告は読みたいですよね〜。
吉本新喜劇の山田花子さんがCMしてた「Shufu」というアプリなら広告が無料で閲覧できます。
しかもこのアプリの面白いところは、住所から検索してその地域の広告が見れるという事です。
私もよく利用します。広告見てるうちに出かけたくなってしまうんですよね^^;
ユニクロとかエディオンとか。。。

ネットを見て実際に体を動かして消費する。
それこそO2Oなのです。

今、企業はそのO2Oに対してかなり敏感です。
企業のTwitterやFacebookページで宣伝が繰り返されるのも、何とかしてひとりでも多くのお客さんに来店いただこうと必死なのだ。
で、結局Facebookページに「いいね」したら割引!とかしょうもない案しか出てこない。

昔何かの本で読んだけど、安売りしている時しか買いに来てくれないお客さんを「本来のお客様」と間違ってしまうと会社全体が間違った方向に走り出してしまうのである。
安売りはしてはいけない。
安売りは最終手段である。
不良在庫を少しでもいいので現金化したい時にだけ安売りすればよい。

おっと、O2Oの話だった。
つまり、安いからウチに来てね〜というアピールだけではその場限りの集客にしかならないのである。
もっとターゲットを絞り込んだ「お金を払ってくれる」会社にとって本当の意味のお客様に届ける内容で集客しなければいけないのだ。

例えば、
「夏バテで疲れたお父さんにご褒美としてうな重はいかがでしょうか?○○産の活きのいいうなぎを仕入れる事ができました♪お父さんの喜ぶ顔が楽しみですね^^」こんなアホみたいなコピーでも正規金額でうなぎを買ってくれるユーザーが集まるのである。
それは安売りの大根を買いにきたお客さん300人分の利益に相当するかも知れない。

安売りネタしか提供できないネット集客担当者はいち早く改心し、
少しでも会社の利益に貢献できる方法を考えてほしい。

と、言いながらも消費者側からすると「クーポン」「セール」の言葉にはやっぱり弱いのである^^;

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