MacBookProのバッテリーが突然「今すぐ交換」と表示されて電源繋いだ状態でしか使えなくなった

愛用しているMacBookPro13インチ(Early2015モデル)が突然死、イヤ、瀕死の重傷になってしまった。

購入してからちょうど2年を迎えたタイミングで今まで超がつくほど順調に動いていたのに突然バッテリーマークに×印が!!!

クリックしてみるとバッテリーがありませんと表示されているではないですか!

MacBookProのバッテリーが突然「今すぐ交換」と表示されて電源繋いだ状態でしか使えなくなった

気が動転しながらも一時的な不具合だろうと思って使ってたら・・・

MacBookProのバッテリーが突然「今すぐ交換」と表示されて電源繋いだ状態でしか使えなくなった

充電マークは付いてるものの全く0%から増えることなく、状態:今すぐ交換になってしまった。

本格的にやばい!

ググッてみると、Macはある程度使ってるとバッテリーに問題なくてもシステム的にバッテリー交換が必要だと判断してこのような状態になるらしい。その設定をリセットする方法があるみたいだったので試してみた。

【SMCリセット方法】

Mac をシステム終了します。 MagSafe 電源アダプタまたは USB-C 電源アダプタをコンピュータから外します。 内蔵キーボードを使い、左側の「shift + control + option」キーを押しながら、電源ボタンを押します。
Apple公式サイトより

SMCリセットしてみたけど何も変化は起こらない・・・。

自分のMacBookProはハッキリ言って健常そのもので、外に持ち出してもバッチリ8時間は持つしバッテリーが膨らんでいるようなこともない。もちろんぶつけたり落としたりもしていない。

とりあえずは電源(マグセーフ)に繋いだ状態では起動できているので自宅での作業は問題ないのですが、マグセーフが一瞬でも外れるとプチンッとMacの電源落ちてしまう状況です。。。

持ち運びできないMacBookProなんかただのiMacだ。

ということで、仕事に支障が出るので手っ取り早くバッテリーを交換することに。これもAppleサイトで調べてみると20000円越え・・・。けっこう高いのね。自分でなんとか交換できないかな〜とamazonやヤフオクなどでMacBookProのバッテリーを検索してみたけどバッテリーだけで12000円ほどしてたし、交換方法が非常に難しい!自分でバッテリー交換できる自信がなかったので諦めて最寄りのBIC(Appleの正規販売修理店)に持って行くことにした。

いつも行列ができているので、事前予約できるかどうか電話かけてみたら、、、「持ち込んでいただいても部品取り寄せになります。Macを預けていただいて修理後また取りに来ていただかないといけません。お渡しまでだいたい1週間ぐらいですね〜。AppleStoreに比べて割高にもなります。」とのことだったので片道60kmのBICは諦めて片道100kmのAppleStoreに持ち込もうかなと思ったけどBIC同様にまた取りに行くのが非常にめんどくさいのでAppleの配送修理をお願いすることに決めた。

でも最後の悪あがきでOS X Yosemite(10.10.5)から最新のmacOS Sierra(10.12.4)にアップデートしてみた。アップデートすると使えなくなって更新料取られるソフトがあったので今までガマンしてたのに・・・。

結果はやっぱり残念無念。

で、Appleのサポートに電話してみた。
この時、「保証期限が切れているので場合によっては電話サポート料金として3000円頂戴します」という旨が記載されているのだが、安心してください。何でもかんでもすぐ電話かける人対策だと思います。本当に不具合で困っている人からはお金取ったりしませんのでw

Appleのサポートさんが画面共有していろいろバッテリーの情報を見てくれた。
※この時電話口で「信号を送りますので承認してください〜」と言われて画面に表示されたやつOKしただけで画面共有が始まった。。。Appleってほんとにすごいシステム持ってんのな

バッテリーに問題がありそうな人は一度見てください。
画面左上のリンゴマークメニューを開いて「option」押しながら「システム情報」をクリック。たくさん項目出てくるけどその中の「電源」をクリック。
その画面がこれ

mac バッテリー

注目するべきは完全充電時の容量(mAh)充放電回数である。

自分のMacBookProは充放電回数127回と、まだまだ現役で使えるレベルの使用量でしかない。しかし、完全充電時の容量(mAh)が179しかないのだ。
実はこの179という数値はビックリするほど低いらしい。サポート担当いわく「新品の健全な数値をAppleが公式に発表しているわけではないのですが、この179というのは異常な数値です。」とのこと。

ちなみに所有しているMacBookAir11インチ(Mid2011)の数値も確認してみました。
充放電回数:263回
完全充電時の容量(mAh):4267

このMacBookAirはほとんど使ってないやつ。外に持って出てもバッテリー3時間程度しか持たないやつ。それでも4267あるんや!やっぱり179って異常だわ。

最後の最後の悪あがき方法をサポート担当が教えてくれたので電話を繋げたままやってみる。

電源を入れてすぐに「option」「command」「P」「R」を同時に押し続ける。
起動音が2回聞こえたら離す。

何も変わらず。。。

バッテリー交換、21384円。。。

サポート担当がヤマト運輸に引取依頼を出してくれます。
本体だけをそのまま裸で渡すだけで大丈夫とのこと。

修理担当がログインして詳細を把握できるようにアカウント名とログインパスワードを聞かれます。

21384円はクレジットカードで前払いとなります。電話口でカード番号伝えることもできますが、心配ならメールでフォームを送ってくれます。自分はメール送ってもらいました。メールが届いたことを確認して電話終了となります。ここまで32分。ふぅ〜〜〜。

まあ自分のMacBookProのスペックをヤフオクで調べたら13万円ぐらいで取り引きされていたので2万円払っても使える状態になるのであればしょうがないかと。。。

MacBookProの修理開始かと思ったら

その後、Appleから一通のメールが届きました。今の状態を確認してくれとのこと。

Apple 修理

えっえっえっ!?

有償修理 57240円???

ちょっと何言ってるかわからなかったのでもちろん電話で確認しました。

担当者いわく、左側のUSB3.0ポートが認識してない状態でメインロジックボードの交換が必要とのこと。通常はロジックボードの交換だけでもこの価格なんですが、この価格でバッテリーも交換してくれるらしい。
現状の電源さえ繋げば使用できる状態なのか?との問いには、使い続けられるとは言い難いとのこと。
クレジットカードの請求は取り下げてくれるのか?との問には、それは大丈夫ですとのこと。

13万円の価値のものに対して6万円払って修理するのもバカらしいと思って、修理依頼を取り下げてもらった・・・。電源繋いでたらいちおう使えるし。
本格的に壊れて電源繋いでも動かんようになった時に修理依頼出してもロジックボード交換価格でバッテリーも交換してくれるとのこと。

MacBookProは4日ほどかかって無事帰ってきました。今もなおマグセーフに繋いで頑張ってくれてます。
今確認したら完全充電時の容量が137にまで減っているw ヒヤヒヤしながらMacBookPro使ってます・・・。

Appleに修理出して(修理してないけど)唯一よかったのは、Appleのクリアファイルが貰えたことです^^
信者には宝です。

Apple クリアファイル

で、結局2017年6月初旬のWWDCで発表されると期待されているMacBookの新型(たぶんCPU強化)を待たずに持ち運び用にMacBookを買ってしまったというね^^

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